
2021(令和3)年5月、株式會社三共製作所はおかげさまで設立70周年を迎えました。創立時より當社を支えてくださったお取引先をはじめとする皆様に、心より感謝を申し上げます。
部品加工と組立の受託からスタートした當社にとって大きな転機となったのが、1973(昭和48)年、自社製品の開発とメーカーとしての自立を志した創業者?小川良平の主導によりローラギヤカム機構によるインデックスドライブの日本初の開発と製品化に成功したことでした。以來、カム技術のたゆまぬ研鑽のもと高精度?高速?高効率な「動き」を実現するさまざまな製品を開発。今日では「カムテクノロジーの三共」としての知名度も高まり、製品を通じて自動車?食品?半導體など多様な産業の製造現場を支えています。
製品開発に注力する一方で、生産?サービス體制の充実や海外への進出も積極的に展開?,F在は、4工場を擁し研究開発から製造までを擔う株式會社三共靜岡製作所を筆頭に、アメリカ?中國?韓國?ベトナムにも生産拠點を設け、製品供給やメンテナンスなどの各種サービスもグローバルにご提供しています。
當社は創業から一貫して顧客ファーストの姿勢を重視し、雙方向のコミュニケーションでニーズを深く理解してそれにお応えする製品を開発しお屆けしてまいりました。
今後はこれまで以上にお客様のビジネスに貢獻するべく技術革新を進めるとともに、技術視點に基づくヒアリングやご提案を強化して、高度な自動化システムと課題を解決するソリューション、保守管理も含めた総合的なサービスをご提供し、お客様との価値共創を実現してまいります。同時に、SDGsで設定されている「産業と技術革新の基盤をつくろう」「つくる責任、つかう責任」といった目標に積極的に向き合い地球環境や社會の持続可能性に貢獻するとともに、人材育成にも取り組み、より高い価値を創造するために謙虛に學び果敢に挑戦する社內風土の醸成を図ります。
目指すのは、昭和?平成?令和そしてさらにその先においても世界の製造現場をモーションコントロールで支える「100年企業」としての成長です。當社はこれからもカムテクノロジーを基盤に最高のモノづくりにこだわり、お客様の信頼とご期待に著実にお応えしてまいります。
